「綿の栽培」は子どもの頃、社会科の勉強で習ったような気がしますが、遠い所の話のような気がしていました。、その綿をみんなで育てることで地域の繋がりを作ろうという活動が始まっています。大町市社協の「しあわせの種プロジェクト」です。数年前に始まったこの活動は少しずつ広がり最近では市内のあちこちで綿の花を見かけるようになりました。「ゆいせきや」でも春に種を貰って店の横の花壇にまいてみました。夏に一日花の可憐な花が咲き、咲いた後に出来た実が日に日に大きくなり、つい先日はじけて中から白いコットンボールが顔を出しました。この白い綿が繊維になり、布に織られて私達の暮らしに役立ってくれると思うと、たまらなく愛おしく感じられます。

日記綿花