カゴやザルの作品が多い中で、今日は電気スタンドの傘が仕上がりました。若い人は、当たり前に「ランプシェード」です。あゝそうなんだ、この位のカタカナ単語は受け入れなくちゃ・・・
古くなって破れてしまったランプシェードをなんとかしたいとMさん、ボール紙で同じ形の台紙を作り、和紙で下張りして、薄いむら染めの和紙で上張りをしました。柔らかい灯りが、ボール紙をくり抜いた丸い窓から漏れる素敵なランプシェードです。
昔から、一閑張りの芯は竹か木とされていますが、「傘」が「シェード」の現代、この作品を一閑張りといっても叱られないような気がします。